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4月, 2018の投稿を表示しています

他人に対しては熱意を! ~Valueway 第89号より~

  タイトルはアサヒビール中興の祖である樋口廣太郎氏の言葉です。   どんな人との些細なコミュニケーションも相手の立場や状況を鑑み熱意を持って対話することが大事との訓えです。私は寝る前に様々な本に目を通すのが日課なのですが、これを読んだときにはギクッとさせられ、なかなか寝付けませんでした。社会はコミュニケーションで成りあ立っているとも言えましょう。   今更ながら生きていく基本に立ち返ろうと、次の日から熱意篭った対話に徹しようとするのですが、長年の癖はなかなか直らず十分な対話ができていないのが現状です。  おいそれと直ぐにできる事でないことにも気付きましたが、これからは熱意を持って他人の話を傾聴し、円満な対話ができるように精進してまいりたいと存じます。  

AI時代が本格化 ~Valueway 第88号より~

  昨今、新聞紙面でもAIが話題になることが多くなってきました。実際に商用ベースとしてのサービスや製品も登場してきましたので、この機会にAIを展望したいと思います。  私がAIの類を始めて確認したのはスターウォーズのC-3POやR2D2そして2001年宇宙の旅のHALだったと思います。大変驚き、ワクワクした覚えがございます。映画の中の存在であったAIが、今やソフトバンクのpepperくんやIBMのWatsonなどのAIが商用として広まろうとしています。インターネットやドローンの普及のように、この分野は目覚しく発展すると思えます。  その成長は接客や翻訳などの言語系が先行するでしょう。続いてASIMO君のような物理的な動作を伴ったロボットの実用かも進むはずです。手先が器用なロボットが開発されれば急速に時代が変化するのではないでしょうか。  仕事が奪われる恐れから、AIの進化を脅威に感じている人も少なくないでしょう。しかし、私は楽観して良いのではないかと思っています。なぜなら、人間だけが有する未来に向けての創造性は他の動物にも見られませんし、ましてやAIのような無機的な方面でも同様と思われるからです。AIはビッグデータからの過去の経験値からしか思考できません。これは大きな差であると私は思っています。  私たちソネットは「経営の自動化」を目指しておりますが、厳密には限りなく自動に近づけることと位置づけています。まずは、これまで培ってきた経営管理システムを体系化し、個々の企業様向けRPA(Robotic Process Automation)の需要に向けて研究を押し進めて参りたいと思っています。