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9月, 2018の投稿を表示しています

食文化創造都市鶴岡の行く末 ~Valueway 第94号より~

 鶴岡市はユネスコから食文化創造都市に 2014 年に選ばれました。認定を受けてから 4 年程の月日が経った今、新潟市をはじめ様々な都市がチャレンジしているようですが未だ国内では鶴岡市だけが選出されています。  このように大変権威ある称号を活かされているのかと問えば、我々住民にとって未だ実感が沸かないのが現状でしょう。成熟社会のヨーロッパでも美食観光(ガストロノミーツーリズム)も盛んのようですし、国内でもテレビを観れば食リポシーンを見かけることが多くなりました。日本人に限らず人類は食への関心が高いのです。大変もったいないことだと思います。  食文化創造都市の認定を活用しきれない場合は認定から外されるとも聞きました。栄誉ある称号を腐らせることなく、より盛んになることを祈るばかりです。私もシステム業として応援できる事は精一杯行って参る所存です。

異常気象の常態化に向けて ~Valueway 第93号より~

 「ゲリラ豪雨」や「線上降水帯」・「命の危険を伴う暑さ」など以前には聞かなかった言葉が社会で共有され始めています。  これらの気象現象は言葉だけに留まらず日常化し私達の生活に覆いかぶさってきているのが現状となりました。この先どうなってしまうのかなどと危惧する人も少なくないのではないでしょうか。これまで何千年・何万年と続いてきた安定した気候が産業革命を機に怒涛の勢いで地球環境を変化させているからに他なりません。ならば地球はこのまま衰退の一途を辿ってしまうのでしょうか。  大変微妙なテーマですがダーウィンの進化論によれば環境変化に対応できたものだけが生き残ったとされます。人類はこの地球自体をノアの箱舟のごとくに船内環境を整えられたときに種を残すことができるのではないでしょうか。幸いに再生可能エネルギーへのシフトや有機ストローの活用などサステイナブル(持続可能)な社会変革が始まろうとしているようです。私達日本人もサッカー競技場だけに留まらず、率先して宇宙船地球号の環境浄化へ貢献したいものと思います。