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8月, 2021の投稿を表示しています

地方は新しい働き方の受け皿に! ~Valueway 第129号より~

 新型コロナの変異株が猛威を振るい緊急事態宣言の対象地域が拡大されました。政府は真っ先に経団連へテレワークの徹底などを要請し、経団連も即座に呼応し取組み始めています。先々を見通すとテレワークはもとより地方で働くことも選択肢の一つとなるのとも思えます。首都圏在住者はテレワークになったとしても買い物にも行かなければならないしレジャーにも行きたいでしょう。家族の事を考えれば戦時中に疎開したように、いっそのこと地方に移り住もうとする人も少なくないのではないでしょうか。今こそ地方はこの機会を好機と捉え、首都圏で働く人々へ積極的に誘致を働きかけてはいかがかと思います。人も社会も試練があるからこそ更に強くなり成熟するのです。地方にとってはその魅力を最大限アピールできるチャンスが到来したと言っても過言ではないでしょう。

脱炭素を真剣に取組む ~Valueway 第128号より~

 脱炭素社会に向けて今、正に真剣に取組むときがきたと実感しています。記憶に新しい伊豆の土砂災害しかり、ゴルフ練習場をも倒壊させる超大型台風の出現、さらに常態化してきた線状降水帯は「数十年に一度」という気象庁のコメントを頻発させるようになりました。還暦近くになった私の幼少期に味わっていた安定していた気候は失われたと言っても過言ではないでしょう。俳句の季語を見直すどころではなく、 100 年後の人類の安全な生活が見通せなくなっているのです。今、具体的な行動を起こさないと手遅れになります。全人類が手を携えて見えない敵と戦うことが求められています。しかし、具体的になにをやればいいのか分からないという人は私を含めてほとんどでしょう。まずは身の回りの製品やサービスがどんな成り立ちをしているかの追跡をしてみることから始めてはいかがでしょうか。「本気になれば知恵が出る」共に真剣に取組んでまいりましょう。