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「いじめ犯罪」の無い社会に向けて  ~Valueway 第100号より~

  一向に無くならない「いじめ」について真剣に考え、その対策に取り組むときがきています。最近は防犯ビデオやスマホの発達でその生々しい現場映像を目にすることもありますが、無視したり姑息なイジメなどの陰湿性の高い巧妙ないじめが増えているような気もします。なぜならジェネレーションギャップかもしれませんが、最近はこの地域でも日本人が古来からもつ精神性を失いかけているようにも感じてきました。  自身の半生を振り返ると、正直申し上げて「いじめ」もしましたし「いじめ」を受けた事もあります。自由競争の社会の中では「いじめ」とも解釈できるような事象が国家間、企業間でも頻発しているのが現状です。このような現実で切磋琢磨して発展してきたのが現代社会であり私達人類と思いますが、物事には「程」があります。「ある一線」があるのだと思います。実際に原爆の発射ボタンを押しかねない恐ろしさもある現況ですが、そこまでに至らせない身の回りの「いじめ」の芽をつぶす取組を今始めなければならなりません。そこにさらなる人類発展の光明が見えてくると確信しております。