【 延びた寿命をどう使うか 】 ~Valueway 第166号より~
我が国の平均寿命は男81歳女87歳にて更に人生百歳時代に向けて上昇を続けているようです。 大河ドラマ光る君にて藤原詮子は「四十の賀」というお祝いをするほどですので千年ほど前は40歳は長寿の域だったのでしょう。また、織田信長は「人生五十年」と歌っているますので、近代化が始まる以前と比べると現代は寿命が二倍ほどに伸びているわけです。 しかしながら現代の多くの方々は介護や年金などの心配が先立っている様子です。平和な時代の到来や医学発展の恩恵をムダにしているようにも見えるのです。 多くの先人たちの苦労により折角得たチャンスを有効に生かし個々に与えられた使命を全うすることが、いま望まれているのではないでしょうか。