イノベーションと国内生産 ~Valueway 第151号より~
物価高騰の厳しさはありますが日本はようやくデフレスパイラルから脱却し、
我が国本来の潜在力を発揮し始めたとも思われます。
気付けばバブルでジャパンマネーが世界を席捲していたピークの時代から
デフレが30年以上も続き、
今ではG7とはいいながらも人時生産性では三等国と化してしまいました。
その具体的要因としてはBRICSなどの台頭や
生産機能の海外流出などが挙げられますが、
なによりも「ジャパンアズナンバーワン」や「ゆとり重視」などとの
慢心と思われてなりません。
近年コロナや円安の辛酸を味わい、
ようやく日本は目覚め自身の立ち位置を知り、
歩む方向を見出せたのだと思われます。
厳しいインフレは当面続くと思われますが、
今一度イノベーションを起こし国内生産で
汗を流せば力強く再浮上することと確信しています。
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