社長ブログ よもやま展望 10月【 SNS時代を生きる】
SNSの影響力は、世界的に見ても国内的に見ても無視できない状況にあります。
たとえば、米国でのTikTok禁止法の行方が注目される一方で、ルーマニアではSNSによる印象操作が大統領選挙のやり直しにつながり、国内でも似たような事案が発生し始めています。これは、SNSが社会的な意思決定にまで影響を及ぼし始めていることを示しています。
情報メディアの主流は、新聞、雑誌、ラジオ、テレビからPC、そしてスマートフォンへと変遷しました。現在、電車内や飲食店での待ち時間など、私たちの日常のあらゆる場面でスマートフォンが使われており、「スマホ活用は2時間まで」といった自治体の方針が現れても、この大きな流れは止められないでしょう。より早く、より多くの情報を求める人間の傾向がある限り、この進化はウェアラブルデバイスなど、さらなる形へとシフトしていくと考えられます。
このような情報過多の時代だからこそ、私たち一人ひとりに求められるのが、情報の真偽を見極め、良質な情報を得る力です。
欧州連合(EU)では、すでにさまざまなデジタル法案が施行され、悪質な商法や意図的な情報操作が規制され始めています。健全な社会の成長を目指すためにも、日本においても、SNS時代に対応した法的な整備や教育の早急な対応が望まれます。
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