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避難訓練からテレワーク訓練へ ~Valueway 第115号より~

 我が国は東日本大震災で大きなダメージを受け、さらにスーパー台風やゲリラ豪雨による風水害が常態化し、とどめに新型コロナで疫病に苛まれることになりました。新型コロナは正に人類77億人が被災したと言っても過言ではないでしょう。もはや一時的な避難を想定した避難訓練だけでは企業活動を守ることは難しく、さらなる備えであるBCP(事業継続計画)に取組む必要がある時期に入ったと感じずにはいられません。その一端としてテレワークを経験することはいざ本番という時に効果を発揮すると考えます。頂に立って初めて識かることがあると言った登山家もおりました。テレワークも様々なITツールも積極的に活用し慣れることが肝要と存じます。

コロナ禍による文化への打撃に立ち向かう ~Valueway 第114号より~

  新型コロナの脅威により世界は激変し、特に人類がこれまで育んできた文化は大きな打撃を受けました。  食文化、旅行文化、劇場文化、服飾文化、などの美の文化へのダメージは甚大です。かといって、人類が長年かけて創り上げた美的文化の崩壊をこのまま見過ごしてよいのでしょうか。万物の霊長たる人類が 一 ( いち ) ウィルスに屈し、文化の進化発展の歩みを止め単なる生存のみに終始する道を選択することがあってはならないと考えます。  自然界からの警鐘に耳を傾けながらも、宇宙の根源の一つである美の追求は人類の使命と捉え、確りと守り育むことが大切です。 文化発展の意識を共有し、麒麟がくる日を信じ、輝く未来へ歩みを進めて参りましょう。  

パラダイムシフトに順応する ~Valueway 第113号より~

  コロナによりこの数カ月で別世界へ突入したことは誰しも感じるところでしょう。航空や鉄道などどの運輸業、そしてオリンピック誘致を核にして近年発展してきた観光業や飲食業などのサービス業が真っ先に大きなダメージを受けています。  私の恩師が以前に「時代が回れ右したら、都会が最後尾になり地方が先頭に立つ」と話されたことを思い出します。世界中の人々の価値観が同時にご破算され、人類はまさに未曽有のルールチェンジを迎えたわけです。  大戦や大恐慌、そしてペストや結核などの感染症など振り返ると世界はこれまで幾多の危機を経験してきましたが、その都度人類は英知と粘りでその波を乗り越えてきました。必ずやこの度の大難も克服され経済は回復軌道に乗ることと思いますが、その姿は昨日とは異なるカタチのように思えます。心を静め共に手を携えて歩みを進めるなかで光が見えてくることでしょう。

脅威による意識変革 ~Valueway 第112号より~

 この度の新型コロナウィルスによる脅威は人類にとって大きな意識改革をもたらすことは必至と考えます。  間違いなくワクチンは開発され事態は沈静化すると思いますが、その後の人々の意識はウィルス感染を前提にした警戒思考が強まるのではないでしょうか。一般市場の消費動向として、感染予防の装置やグッズあるいは健康食品なども現れると思われますし、多くの商品は抗ウィルス仕様に置き換えられる事が考えられます。また、社会文化的にもスキンシップなどのフレンドリーな挨拶が控えられ、日本風のお辞儀などが見直されるのではないでしょうか。また、これまでの自然の驚異は地震や津波、豪雨、台風などに加え微細なウィルスも加わり、経済重視から自然回帰の潮流が勢いを増すようにも思えます。人類は SDGs の目標に向けて自然からの警鐘に耳を澄ます時期であることは間違いないようです。  

「命の授業」を応援する ~Valueway 第111号より~

  皆さんは越塚勇人先生の「命の授業」を受けられたことがありますか。まだの方は是非とも受けて頂くことをお勧めします。  公立高校の教師として充実した日々を過ごしていた越塚先生は 2002 年にスキーで首の骨を折る大けがを負いました。命だけは取り留めたものの首から下が完全にマヒし寝たきりとなってしまったのです。大きな絶望を味わいながらも家族や学校の同僚や生徒の励ましで奮起しリハビリに励み、奇跡的にも自立歩行ができるまでとなり4ヶ月後には見事に教壇復帰を果たしました。越塚先生は壮絶な経験から得た気づきを「5つの誓い ® 」としてまとめられ、その後教職から離れ公演活動にて全国を行脚されています。受講者は「命の尊さ」「取巻く人々への感謝」「いじめの愚かさ」「人生への希望」などを心底実感いたします。一人でも多くの子供達が真に素晴らしい人生を歩むことができるように、私はこれからも全力で越塚先生を応援してまいります。

不変と思っていたものが急変する時代に生きる ~Valueway 第110号より~

不変のものがダイナミックに変化することが多く見受けられるようになりました。最近では「まくら」、「台所洗剤」、「鏡餅」などの進化に驚いていました。この先も「空飛ぶ車」、「量子コンピュータ」、「金融」などがドラスティックに変化を遂げていくと思われます。このような時代に私たちはどのように生き抜けばいいのでしょうか。気が付くと溢れるほどの情報量が多種多様な方法で津波のように押し寄せてくる時代となっています。このような前提で踊らされたり騙されたりしないためには、自身の価値観を確りと固めることが必要と私は思うのです。本物を見分ける力が私たちに望まれているのではないでしょうか。

思考機軸のゆらぎ ~Valueway 第109号より~

  5月1日をもって令和の時代となりました。  令和元年を振り返ると大きく時代が変わった年と思えます。  米中貿易戦争の本格化、英国のEU離脱が加速、香港民主化デモの長期化、韓国輸出規制開始、IT系では生産性向上の本格化、AIと量子コンピュータの発現、などが挙げられましょう。令和の時代は一体どのような時代になるのでしょうか。  根底的な思考機軸を鑑みますと分離思考と統合思考の狭間で右往左往するように思われます。政治面では分離思考が、産業面では統合思考が機軸となり人類及び経済を引き合います。最終的には統合思考寄りに推移してほしいと希望していますが予断を許しません。統合思考の中核になるのは国連の唱える SDGs つまりはサスティナブル社会の実現であろうと考えます。未来に生まれ来る子供たちのために共に励み、明るい未来を目指してまいりましょう。