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【 デモクラシーの行方 】 ~Valueway 第162号より~

世界における民主主義の広がりは頭打ちなのでしょうか。 某シンクタンクレポートによると民主主義国家はピーク時の42から34へ減少、独裁体制国家は25から30へ増加したそうです。私見ですがアフガニスタンからの米軍撤退やミャンマーの軍政回帰を機に、長期独裁政権国家の成立などの現状を鑑みると人類の発展について憂慮せざるを得ない状況となってきています。平和で豊かな世界を目指しているはずでしたが甚だ残念であり無力感を感じる次第です。 今後、この二大勢力のデカップリングが進むと世界は益々調和を欠いた状況が続くでしょう。人類は今一度立ち止まり、国連憲章の改定も視野に入れ英知を集め更なる優れた統治手法を真剣に考えるときが訪れていると思われます。            

【 平和の祭典オリンピックへの期待 】 ~Valueway 第161号より~

今年は閏年にてオリンピックが開催されます。 東京オリンピックはコロナ禍に見舞われ1年遅れで競技はできたものの一般来訪者が制限されました。今年のパリオリンピックは是非とも盛大に開催されることを期待します。これによりフェアプレイ精神を土台とした共存共生を推進し、世界平和のあるべき姿を示していただきたいと切望します。 3月20日IOCの発表ではロシアの選手は侵攻を続けるロシアの代表としてではなく中立な立場での出場が許されることになりその裁量に共感いたしました。ただウクライナ侵攻での犠牲者が両国で20万人を超えたとも言われており人命が失われていることを直視しなくてはなりません。是非ともこの機会に世界融和への道と転換してほしいと思うのです。 今一度スポーツマンシップの美しいフェアプレイ精神の力に期待いたします。

【 貴方の秘書 】 ~Valueway 第160号より~

皆さんは何人の秘書を抱えていますか。 最近よく耳にするようになったChatGPTなどの生成AIは急激にその存在感を増しています。ブラウザーから誰でも簡単に活用することができるため、未だ使っていない方には是非ともそのご利用をお勧めいたします。 初めはどう使えばいいのと戸惑うかもしれませんが、皆さんが部下の方に何かしら依頼する場合や専門家へ質問する場合などと同様にすれば良いのです。 例えば「総会の案内文を出欠確認を含めて作って」「はんぺんの料理方法をおしえて」「ウクライナ侵攻はこの先どうなる」「中小企業のインフレ対策を教えて」などと質問すると何でも答えてくれます。つまり生成AIは貴方の電子秘書とも言えるのです。 生成AIは様々な要因により発達しましたが、さらに量子コンピューターが本格稼働すれば、その能力は飛躍的に向上し、社会に変革をもたらすことは疑いの余地がありません。

【  軍事技術の平和利用 】 ~Valueway 第159号より~

ぜひ、先端的な軍事技術を平和利用へと展開していただきたいと思います。 これまではダイナマイトやドローン等の逆のパターンもあるものの、軍事目的で開発されたレーダーやGPS・インターネットなど革新的な技術が平和利用されてきた経緯があります。 今後期待できる技術としてはマイクロロボット、H3ロケットなどの宇宙往来技術、バイオ技術、核融合などが挙げられます。 但し、どの時代も優れた技術は悪用されてきた経緯があり、その知見の管理には十分注意を払う必要があるでしょう。未だに侵略国家や権威主義がはびこる状況を鑑み十分な配慮をねがいたいと思います。

【 上げ七分(あげななぶ) 】 ~Valueway 第158号より~

 私たち釣りを楽しむ者達の間では満潮前の7分の時間帯を好機の一つとしています。 放物線を描く飛行機の機内で無重力が発生するタイミングとも重なるように思えます。また、往々にして十五夜となる満月がとりざたされますが、我が国では古来から十三夜を好んでいたようです。そして、徳川家康を祭った日光東照宮の陽明門も敢えて未完としています。 このように自然界の法則でも文化面でも最大値の直前が美徳とされるように感じます。私たちに求められるのは事物の背景にあるバイオリズムのような周期を読み取り潮時を見計らう事とも思えます。

“ムーンラッシュ”が動き始めた ~Valueway 第157号より~

注目すべきは今月20日に日本の探査機SLIMが無事に月面着陸できるかです。 月には様々な資源があり中でも生命維持に欠かせない水(氷)が数百万トンあるとされ南極付近に多く確認されています。まずは水源を確保しようと各国(着陸成功国:米・露・中・印)が衛星を南極に集中させようとしています。水1Lの地球から月までの輸送費は1億円程との事で、月での水源確保は活動の大前提と言えるでしょう。南極付近は起伏が激しく着陸できるのは限られた場所にて、これまで着陸目標の誤差範囲は数Km~数十KmとされてきたようですがSLIMは誤差百mに挑むとの事です。 人類の宇宙大航海時代が本格化しつつあることを肌で感じますが、各国にはくれぐれも平和的に楽しく新天地開拓を進めていただきたいと願っています。                  

理系文系の区別 ~Valueway 第156号より~

今後、理系文系の区別が意味を持たなくなってくるように思われます。 大学受験時点では理系と文系の区別はあるものの、その後学ぶ経営学や情報システム学などでは両系の要素が多分に盛り込まれているようです。それはAIの発達が要因しているように見受けられますが、経営学に確立や統計が欠かせなくなってきている事や、情報システムに言葉づかいの要素が加えられる事などが挙げられるからです。レオナルドダビンチがかつて「芸術を志す者は科学を学ぶ必要がある」と唱えた通りになってまいりました。 時代の大きな流れとして分離思考から統合思考へのシフトが始まっている様子ですが、今後ますますその傾向が強まっていくように思われます。我々自身の思考も捉われや偏った考え方を慎み心の壁を突破していくことが求められているのではないでしょうか。