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順境と逆境 ~Valueway 第99号より~

  どの方にとっても順境と逆境は繰り返し訪れるのではなでしょうか。私の場合、その順境と逆境のうねりの巾が年々大きくなってきているように思います。  振返ると私の場合は順境の時には楽観するものですから人間としての成長は滞り、逆境の時こそ七転八倒しつつも心の成長があったように思います。最近はこのことに気がつき、大変厳しい状況を歓迎できるようにもなってまいりました。  話は変わりますが、白血病と診断された競泳の池江選手のことを思うと慰めの言葉も見つかりません。必ずや元気になって生還してほしいと思いますし、素晴らしい人物に成られることと確信します。心からエールを送らせていただきます。

地球温暖化対策を本気で考える ~Valueway 第98号より~

 美しい地球環境を後世に残すために本気で考え行動するときが来ました。  平成最後の年の漢字は「災」でした。その通りに近年は台風や洪水、干ばつや大雪などの異常気象が常態化しております。地球全体の気温は100年前から0.74度上昇したそうですが、今後の100年では1.8度~4度上昇すると言われています。人生百年時代に突入した今の赤ちゃんが大人になり活躍する頃の環境を想像すると大変気の毒に思えてしまいます。毎日のように嵐が吹き荒れ、洪水やカンカン照りに苛まれる大変厳しい環境でありましょう。世界的に自国第一主義の風潮が蔓延してきましたが、今こそ人類が一丸となり英知と情熱を結集し「天変地異」という人類最大の脅威に立ち向かうときと考えます。

人とAI  ~Valueway 第97号より~

 新聞やネットニュースなどでもAIと言う文字が毎日のように紙面を闊歩するようになりました。また、お客様との普段の会話の中にも多く話題に上がるようにもなりました。実際に私達もIT企業の端くれなため、否応なしに取組む必要に迫られ始めました。  最近はAIを活用したいと言う希望もお聞きしますが、一方で人の仕事が奪われるのではと心配する人も少なくありません。AIに取って代わられる仕事として会計関連業務や金融関連業務の他、運転士や管理者もあげられています。証券トレーダーや営業秘書などは既に衰退業種となっているようです。  耳を疑いたくなりますが、ではどのようにしたら自身の仕事をAI化しないで済むのでしょうか。AIの特徴は大量のデータを正確に早く分析することができる点です。しかし、そこには当然ですが「心」や「意志」がありません。つまりは感情または良心や利他心や思いやりなどの人との共感を生む領域にかけているわけです。  星野リゾートも敢えて接客マニュアルを無くし、京セラの幹部試験に屋台うどん屋の経営も検討された事があるようです。私達ビジネスパーソンに今求められている事は、言われたことだけをベルトコンベアー式にやるのではなく、お客様や依頼者の立場になって考える共感力こそが生き残る方策と仰る学者先生もいます。お客様から「気の利く仕事だ!」「センスある人だ!」と言われるように心がけて参りたいと存じます。

希望の光(月面基地) ~Valueway 第96号より~

 米国大統領が月面基地の建設に意欲的です。人類にとって光り輝く指針と思われます。  科学技術分野ではアポロ計画の打ち切りから各方面で内向きな発展は遂げてきましたが、この月面基地計画は人類発展の展望として道理の通る、人々の勇気や情熱や英知をかきたてる指針でしょう。  宇宙工学・生命科学・栄養学・ロボット等々このラインに沿った積極的な研究が推進されるでしょう。  暗いニュースが目立つ昨今でありましたが暗い雑木林で一抹の光を見たような気がします。 皆様のご家族が月へ旅行される日も遠い先のことではないかもしれません。 第二の大航海時代に向けて私も応援して参りたいと思います。

分離思想の台頭  ~Valueway 第95号より~

  難民を積極的に受入れたドイツのメルケル首相が退陣し、ブラジルでは自国第一主義の大統領が選任されました。アメリカ・イギリスに続き孤立主義的な潮流が姿を見せ始めようとしているようです。  私達のコンピュータ業界でも昭和初期には複数の端末がぶら下がるメインフレームが主流となり世界のビジネスを席捲しました。その後パソコンが登場し個人レベルまでも浸透し、更に平成に入りインターネットが登場しスマホも加わり巨大な情報網が形成されました。 この事を鑑みますとある程度の事柄は「統合思想→分離思想→統合思想→・・・」というようなサイクルを繰り返すのかもしれません。  世界の潮流は数十年の大きなサイクルで変化する筈ですので今後も注視していきたいと考えます。

食文化創造都市鶴岡の行く末 ~Valueway 第94号より~

 鶴岡市はユネスコから食文化創造都市に 2014 年に選ばれました。認定を受けてから 4 年程の月日が経った今、新潟市をはじめ様々な都市がチャレンジしているようですが未だ国内では鶴岡市だけが選出されています。  このように大変権威ある称号を活かされているのかと問えば、我々住民にとって未だ実感が沸かないのが現状でしょう。成熟社会のヨーロッパでも美食観光(ガストロノミーツーリズム)も盛んのようですし、国内でもテレビを観れば食リポシーンを見かけることが多くなりました。日本人に限らず人類は食への関心が高いのです。大変もったいないことだと思います。  食文化創造都市の認定を活用しきれない場合は認定から外されるとも聞きました。栄誉ある称号を腐らせることなく、より盛んになることを祈るばかりです。私もシステム業として応援できる事は精一杯行って参る所存です。

異常気象の常態化に向けて ~Valueway 第93号より~

 「ゲリラ豪雨」や「線上降水帯」・「命の危険を伴う暑さ」など以前には聞かなかった言葉が社会で共有され始めています。  これらの気象現象は言葉だけに留まらず日常化し私達の生活に覆いかぶさってきているのが現状となりました。この先どうなってしまうのかなどと危惧する人も少なくないのではないでしょうか。これまで何千年・何万年と続いてきた安定した気候が産業革命を機に怒涛の勢いで地球環境を変化させているからに他なりません。ならば地球はこのまま衰退の一途を辿ってしまうのでしょうか。  大変微妙なテーマですがダーウィンの進化論によれば環境変化に対応できたものだけが生き残ったとされます。人類はこの地球自体をノアの箱舟のごとくに船内環境を整えられたときに種を残すことができるのではないでしょうか。幸いに再生可能エネルギーへのシフトや有機ストローの活用などサステイナブル(持続可能)な社会変革が始まろうとしているようです。私達日本人もサッカー競技場だけに留まらず、率先して宇宙船地球号の環境浄化へ貢献したいものと思います。