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「命の授業」を応援する ~Valueway 第111号より~

  皆さんは越塚勇人先生の「命の授業」を受けられたことがありますか。まだの方は是非とも受けて頂くことをお勧めします。  公立高校の教師として充実した日々を過ごしていた越塚先生は 2002 年にスキーで首の骨を折る大けがを負いました。命だけは取り留めたものの首から下が完全にマヒし寝たきりとなってしまったのです。大きな絶望を味わいながらも家族や学校の同僚や生徒の励ましで奮起しリハビリに励み、奇跡的にも自立歩行ができるまでとなり4ヶ月後には見事に教壇復帰を果たしました。越塚先生は壮絶な経験から得た気づきを「5つの誓い ® 」としてまとめられ、その後教職から離れ公演活動にて全国を行脚されています。受講者は「命の尊さ」「取巻く人々への感謝」「いじめの愚かさ」「人生への希望」などを心底実感いたします。一人でも多くの子供達が真に素晴らしい人生を歩むことができるように、私はこれからも全力で越塚先生を応援してまいります。

不変と思っていたものが急変する時代に生きる ~Valueway 第110号より~

不変のものがダイナミックに変化することが多く見受けられるようになりました。最近では「まくら」、「台所洗剤」、「鏡餅」などの進化に驚いていました。この先も「空飛ぶ車」、「量子コンピュータ」、「金融」などがドラスティックに変化を遂げていくと思われます。このような時代に私たちはどのように生き抜けばいいのでしょうか。気が付くと溢れるほどの情報量が多種多様な方法で津波のように押し寄せてくる時代となっています。このような前提で踊らされたり騙されたりしないためには、自身の価値観を確りと固めることが必要と私は思うのです。本物を見分ける力が私たちに望まれているのではないでしょうか。

思考機軸のゆらぎ ~Valueway 第109号より~

  5月1日をもって令和の時代となりました。  令和元年を振り返ると大きく時代が変わった年と思えます。  米中貿易戦争の本格化、英国のEU離脱が加速、香港民主化デモの長期化、韓国輸出規制開始、IT系では生産性向上の本格化、AIと量子コンピュータの発現、などが挙げられましょう。令和の時代は一体どのような時代になるのでしょうか。  根底的な思考機軸を鑑みますと分離思考と統合思考の狭間で右往左往するように思われます。政治面では分離思考が、産業面では統合思考が機軸となり人類及び経済を引き合います。最終的には統合思考寄りに推移してほしいと希望していますが予断を許しません。統合思考の中核になるのは国連の唱える SDGs つまりはサスティナブル社会の実現であろうと考えます。未来に生まれ来る子供たちのために共に励み、明るい未来を目指してまいりましょう。

量子コンピュータの時代へ ~Valueway 第108号より~

  IT時代の主戦場が量子コンピュータにシフトしてきました。  スーパーコンピュータが一千年かかる計算を3分20秒で完了してしまう驚くべき能力をもつ量子コンピュータをgoogleが開発したと報じられました。次世代コンピュータの開発は様々な角度で開発が進められてきましたが、どうやら量子コンピュータに絞られそうな様子です。これまではAIなどのソフトウェア開発に脚光が浴びていましたが、この能力を十分に発揮するに相応しいハードウェアの開発が求められるようになりました。インターネットの出現により10年前から私たちの生活が一変したのと同じように、10年先はさらに目覚ましい変化が起きることと思われます。恐らくはパーソナルコンピュータから 端末と言われる演算機能を持たない機器が主力となり、あらゆるものがIT化するのではないでしょうか。  どのような時代が来ようとも正しく道具を活用し、人として正しい道を切り開き、平和で豊かな社会を築いていくことが大切と思われます。

気候変動問題に人類の英知を結集せよ  ~Valueway 第107号より~

  専門家のお話(NHKスペシャル“巨大台風”)では台風は新たなフェーズに入ったとの事でした。  確かに、私たちが幼少の頃まで続いた安定した気候はもはや影もなくなりました。近年では冬の庄内に根雪は無くなり、国内ではゲリラ豪雨や線状降水帯などが常態化しています。また最近見舞われている巨大台風による災害は勢いを増して激甚化しているのが現実です。  スウェーデンの少女トゥーンベリさんは国連で「あなた方は、私の夢や私の子供時代を、空っぽな言葉で奪った」として気候変動問題を軽視した各国首脳を非難した事を、私は重く受け止めています。首を真綿で締められるような或いは茹でガエルのような問題が初期段階を超え顕在化してきたのです。 “地震雷火事親父”の時代から“地震雷水風火事親父”の時代へ突入しました。この国に百年後に生まれる子供達へ原爆をも凌ぐ脅威を残すことはできません。国内では国民の命・資産を守るため国土強靭化計画もさらにフェーズを上げる必要があるでしょう。今こそ人類は英知を結集しこの問題に取り組まなければなりません。

スポーツから学ぶこと ~Valueway 第106号より~

  2020東京オリンピックを来年に控え、ラグビー、バレーボール、陸上など秋になり様々なスポーツが花盛りです。  私たちはスポーツから多くのことを学びます。  フェアプレイ精神、平和、健康、努力、友情、礼儀、チームワーク、平常心、等々様々な気付きを得ることができます。  また経済面でも、ある証券会社の試算ではオリンピックの国内へ及ぼす経済効果は30兆円にも到達するとしています。  人間に備わった生命維持装置である本能のひとつである闘争心をルールとして見事に整理することで、人々を平和で楽しく美しくそして融和に導くスポーツは人間の 代表的な英知であろうと思います。  そこには人間を不幸福へと導く紛争や卑劣なテロ、さらには虐待やイジメや妬み などのマイナス要因は一切ありません。  いつまでもスポーツが世界の人々から愛され、さらに発展を遂げ、平和の渦の中心として輝き人類を照らしてくれることを願います。

乱世の終焉 ~Valueway 第105号より~

  現在の世界状況を鑑みますとイギリスのEU離脱などから始まり、米中貿易戦争の勃発、日韓問題、ホルムズ海峡問題、香港デモなど、世界各所で乱世の渦が巻き始めてきました。世界中で緊張が高まりつつあります。  日本の歴史を振り返ると源平合戦による鎌倉幕府の誕生、戦国時代から徳川時代への移行、明治維新による明治政府の誕生など乱世から治世の時代を迎えるプロセスとも解釈できます。 世界規模の乱世となると、人類はこれまで二度の大戦を経験しているわけですが甚大な犠牲が払われています。国家間の感情的な対立が暗殺事件などをキッカケに軍事衝突を招き、同盟国が巻き込まれるという流れのようです。そのような愚行が繰り返されることの無いように、一人も犠牲者を出すことの無いように、人類が精神的な進歩を遂げていることを願うばかりです。